
新しい価値観を生み出すユニフォーム
CLIMは、CLINICにMATCHしたユニフォームをつくる為のブランドです。
日本の医療は様々な問題を抱えており、日々、医療を取り囲む環境はより厳しいものになっています。
病院は効率性を重視し、ユニフォームに対しても合理化を求めるようになりました。
リースが一般的になり、ものづくりの求める方向性が着用者の着心地から、洗濯耐久性や、
製品の低コスト化に移りました。
ユニフォームは作業着化され、労働させるためのファシリティとなってしまいました。
CLIMは医療に従事されている方のことを考えたものづくりを行い、
ユニフォームに新しい価値を生み出していきます。
CLIMを支える日本の技術
CLIMは日本にしかない技術を結集して生産しています。
きちんと作った素材は美しく、快適なユニフォームを作ります。
その1. 『撚糸技術』
CLIMのユニフォームの素材に共通するものは、異なる2種類の糸を同時に撚糸したしなやかでストレッチ性の高い糸です。
お互いの糸が持つ良いところをうまく引き出しつつ、服としての強度を上げ、見た目のフォルムを美しくするのは
全てこの技術の為せる技です。
これは熟練の技術が必要となり、日本の一部の工場
でしか出来ません。

その2.『トリアセテート』
あまり聞きなれない言葉ですが、女性のクチュールで使われる糸の種類です。
CLIMのコートにはトリアセテートを使用しています。
トリアセテートは天然のパルプを主原料にした半合成繊維で、非常に繊細な糸で
多少の気温や湿気の変化で微妙な変化が出るため、その違いを感じることが出来るのは
熟練した職人の五感が全てで、世界中を探しても生産できるのは日本の1社のみです。
その3.『動体裁断・動体縫製』
2010年、山崎直子さんのスペースシャトル内での作業用
被服として、JAXA(日本宇宙開発機構)が
一枚のポロシャツを採用しました。
そのポロシャツは動体裁断・動体縫製という技術を使い、縫製されたものでした。人の皮膚構造に基づき設計したポロシャツは長時間の着用でもストレスを与えず、無重力下でも着崩れしにくいものでした。これはその設計をうまく縫製できる熟練の技術を持った縫製工場があり、実現することができたものです。
人生の大半、身を包むユニフォームに、
最高の着心地をつくる技術をとりいれました。
